相続に関する重要な判例について、随時解説をしてまいりたいと思います。なお、この解説は、弁護士会統一のものではなく、あくまでも、相続研究会における執筆者の見解ですので、ご注意ください。
平成２７年（許）第１１号 遺産分割審判に対する抗告棄却決定に対する許可抗告事件
預金等については、従前、遺産の範囲外であり、可分債権として相続人間において相続分に従って当然分割されるという判例であったものを、判例を変更し、預金等について遺産の範囲に含まれると判断した。相続財産の取扱いの基本的部分についての変更であり、相続分野において、極めて重要な判例です。
詳しい解説はここをクリックしてください↓↓
預金は遺産に含まれることに-最高裁が遺産分割の判例変更-平成２８年１２月１９日
最高裁判所判決全文